①「過去」や「古くなったプログラム」から卒業しよう

 

セッションをしていて、よく出会う言葉・・・

私は、こんな風に親に言われて、育ってきたから・・・

こんな風に育てられたから・・・

だから、私はこんな風になった・・・

 

昔、友達にこんな風に言われた…扱われた・・・

だから、今度も、うまくいかないと思う・・・

出来ないと思う・・・

認めてもらえないと思う・・・

自分でも、認められない・・・

だから、怖い・・・

だから、不安・・・

 

これらは、過去、親から受け継いだ、親の価値観や、

親の持っていたプログラム。

または、自分の過去の出来事から、

自分自身で創りあげた自分の思い込み。

 

そんな「過去のプログラム」や「思い込み」に気付いて、

それが自分を、苦しめていたり、

軽やかに前進できない足かせになっているとしたら・・・

そろそろ…そこから「卒業」しませんか?

 

その「プログラムの支配」や「思い込み」は、

今まで、何らかの形で、私たちを守ってくれて来たのかもしれないけど・・・

誰かの価値観や、過去の経験に影響されて、それを大事にして、

窮屈な思いを抱きながら、でも、「変わる」不安があるから、

そのままを持ち続けて、ある意味、安心しながら生きることも、出来る。

 

私自身も、そんな「親のプログラム」や「過去の思い込み」に

影響され、振り回されていて、しんどかったことがあるので、

そこから、なかなか向けだせない気持ちもわかります。

 

「卒業する」ということは、

過去の自分のプログラムや体験を、悪者扱いして、

全部捨て去らなきゃいけないとか、手放すべきとか、言うんじゃなく・・・

「ああ、こんな思いも持っていたんだな・・・」

「こんなこだわりも、思い込みも、過去の私にとっては、

守ってくれたり、大事だったこともあったんだな・・・」って、気付いて、

でも、でも、成長した明日からの私は、こんな思い込みがなくても大丈夫!

と、その思いを心の箱にしまって、

もっと、景色の良い、広い部屋に引っ越す感じ。

 

自分をしんどくさせているプログラムや思い込みに気付いたら、

それを箱にしまって、引っ越して、

新しい部屋で、新しい自分自身の価値観で、

自分好みの家具を選んで、自分の部屋を居心地良く作り上げていく感じ。

 

それって、とっても、楽しいよー♪

 

卒業の季節。

過去の居心地悪い自分に気付いたら・・・

是非、「その思いから「卒業」しましょう。

「卒業したいのに、卒業できない」って方がいらっしゃったら・・・

私に何か、出来ることもあるかも、しれません。

ご相談くださいね。

 

 

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②人生を変えたいなら・・・ 

イギリスの・・元首相、サッチャーさんが亡くなったとのニュース・・・

私は以前、「マーガレット・サッチャー・鉄の女の涙」の映画を見て、

彼女に生き方から、色んなことを学ばせてもらっっていたので・・・

ちょっと、ショックでした。

 

映画の中で、心に残った言葉・・・

「考えが言葉になり、言葉は行動になり、行動は習慣になり、

習慣が人格になり、人格は運命を形作る」

 

この言葉と同じようなニュアンスの言葉を、

マザー・テレサさんも、残しています。

 

「思考に気を付けなさい、それはいつか言葉になるから。

 

言葉に気を付けなさい、それはいつか行動になるから。

 

行動に気を付けなさい、それはいつか習慣になるから。

 

習慣に気を付けなさい、それはいつか性格になるから。

 

性格に気を付けなさい、それはいつか運命になるから。」

 

これは、私たちが「より良き人生を選んでいくための、

自分の望む未来を創っていくための<指針>となる言葉」だと思います。

 

この言葉は、コーチングセッションにも、共通するマインド、

「指針」だと感じています。

「何かを変えたい」「自分の運命や生き方、性格を変えたい」と、

思ているなら・・・

まず、「物事の受け止め方や、視点を変えること」

つまり「考え方や思考」を変えること・・・

いつも使ている「言葉」や「行動」や「習慣」を変えること・・・

 

少しだけ、いつもと違う、考えや、言葉や行動を意識して変えてみること。

んなことから、私たちの「人生」や「運命」は、大きく変わってきます。

 

「原因と結果の法則」・・・

明日の「結果」を変えたいなら、「運命」を変えたいと思うなら・・・

「今日の何か(原因)を変えていくこと」が大切だと、私は思っています。

 

今日…私たちは、何を変えることができるのかな・・・?

今日、少しだけ、いつもと違うように、

「言葉の使い方」や「行動」「習慣」を変えていくことで・・・

それは、とっても小さな変化かもしれないけど、

それが、いつか大きく、私の未来を変えていくって…私は思っています。

 

私は、「自分の運命」や「未来」を自分の望む方向に向かわせるために・・・

「今日、何を変えることができるのかな・・・?」

そんな風にいつも自分に問いかけたいと思っています。

そして、今日できる小さな1歩を踏み出したいなって思っています。

 

もし、「何かを変えたい」って方がいらっしゃったら・・・

「思考」や「言葉」「行動」「習慣」を少しだけ、変えていきましょう。

一人じゃ、難しいと思われる方がいらっしゃったら・・・

ご連絡いただけると嬉しいです。

私が、「何かを変えたい」と思っている方の、サポートができたら、嬉しいな・・・

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③どんな人生でも選べるし、自分で選んでいる

 

 私たちは、日々、瞬時、いろんな「選択」をしています。

 「どんな仕事を選ぶか」「誰と結婚するか」とか、大きな選択から・・・、

 「今日、何を着ていくか」「御昼ごはんに何を食べるか」

 「何時の電車に乗ろうか」「どんな対応をしようか」とかとかとか・・・まで。

実はその、小さな小さな毎時の選択が、明日の私を創っている。


例えば・・・ある人が、「〇○したいと思ってるんだけど、

 でも、子供が小さいからできない・・・

 家族が反対するからできない・・・」って、言う。

私は、「子どもが小さいから、家族が反対するからできなかった」っていう風に・・「誰かのせいで、こうなった」って思ってほしくないなって、感じる。


「子供や家族のせいでできなかった」んじゃなくて、

 「私は誰かの犠牲になった」と被害者になるんじゃなくて、

 「私は、それよりも子供との時間を大切にしたい」

 「家族との調和が、私にとっては、優先順位の上だった」

 

っていう風に、「自分の価値観に照らし合わせて、これを選んだんだ・・・」

 そんな、視点に立ってほしい…私は、立ちたいと思う。


何かに押し流されたり、

 人に振り回されたり…って感じることも多いけど、

 どんな「選択」であれ、たとえ「逃げること」を選んでも

 (私は、逃げることも前向きな1歩って思えることもある)

 

意識的であれ、無意識であれ、

 心の奥底では、「自分が選んで、そうしている」

 そんな、意識を持ちたいな…て思います。


日々…その時々で、いろんな選択の場があり、いろんな選択肢があり・・・

 そしてそれを選んでいるのは私で・・・

 大事なのは「私がそれを選んでいる」という、意識。

 

自分の人生は、自分で選んで、創っていくもの。

 その「選択」が、明日の私を創っていくんだと・・思います。

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④心のスタンプカード

昨日立ち寄ったお店で、スタンプカードを押してもらいました。

 30点たまると、500円割り引~頑張ろう・・・

 

スタンプカードで、思い出したこと。

 私たちは心の中にも「スタンプカード」を持っている、かも・・・


例えば…もし、「あの人、嫌いやわぁ」と思っていると、

 その人の嫌な所ばかりを、ついつい探して、

 「ほぉーら、やっぱり、イヤだ!」って、

 「嫌い」のスタンプカードに、スタンプを押し続ける。


「あの人は素敵だな、いいなぁー」というスタンプカードを心の中で発行すると、

 その人の「いいところ」に注目しがちで、

 「ほぉーら、やっぱり、素敵だ」「こんなことをしてくれて、いい人だ」

 と、心のスタンプカードに1点、追加!


「私は何をしても、うまくいかない」というカードをお持ちなら・・

 無意識に、「うまくいかない証拠」を探して1点増やそうとする。


「私は、運がいい」というカードをお持ちの方は・・・

 同じような日常の中でも、感謝や「よかったところ探し」が得意で、

 それを上手に見つけて、1点を追加する。


あなたあの心の中には、どんな「スタンプカード」がありますか?

 私たちは、選び方次第で、どちらのスタンプカードも持てる。

 できれば、キラキラ輝く「スタンプカード」を持ちたいですよね。

 

 明日から、どんな「スタンプカード」をもって、スタートしますか?

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⑤「・・・だからこそ、出来ること」

先日、乙武洋匡さん武田双雲さん共著の本、

 「だからこそできること」を読みました。

 その対談の一部を紹介します。

だからこそできること/主婦の友社

双雲「・・・自分が不利だったり、ネガティブな状況に陥った時に

   『だからこそできること』をふりかけるんですよ。

   不況で大変→『だからこそできること』

   仕事で失敗した→『だからこそできること』

   失恋した→『だからこそできること』

   って具合に、いろんな言葉の後に『だからこそできること』をかけると、

   不思議に前向きになれたり、やるべきことが見えてくるんですね。」

 

乙武「なるほど。」

 

双雲「『だからこそできること』って魔法の言葉ですね。僕だったら

   『ぽっちゃり→だからできること』とか『病気をした→だからこそできる

   こと』とか」

 

乙武「僕なら『エロい→だからこそできること』とか」(笑)

 

双雲「そのキャラも乙武さんの『だからこそできること』でしょ。

    乙武さんはたぶん、子どもの頃から環境的にそれを考えざるを得なかった。

   『乙武洋匡だからできること』を考えて生きてきたから、その思考に行ってい     る。だから、『みんな違って、みんないい』って、言えちゃう」

 ・・・・・・・・・・

 この本を読んで、私も、「こんな私、だからできること」を考えてみました。

 「コーチだから・・」「女やから・・」「本好きだから・・」「神戸に住んでいる から・・」「スポーツ好きだから・・」「母親だから・・」「既婚だから・・」

「甘い物好きだから・・」「人会うのが好きだから・・」「一人が好きだから・・」「優しい旦那さまがいるから・・」「第一志望の大学に行けなかったから・・」

「親との関係に悩んだから・・」「不安神経症的なところがあったから・・」

「新しいモン好きやから・・」「ドジだから・・」

「ブログを書いているから・・」 

・・・・・・「だからこそできること」・・・


リストアップしていくと、

 「こんな私、だからこそできること」って、無限に沢山あるなー

 そして、「今日という日の体験」も、

 「こんな体験をした私、だからこそできること」に繋がっていくんだ。

 人生は、「こんな私、だからこそできること」を増やしていく旅?

 「こんな私、だからこそできること」を見つけていく旅?


「私だからこそできること」って、なんだろう・・・?

 そう考えていくと、なんだか楽しくなってきました。

 「…だからこそできること」探し、楽しいですよ~お薦め!

 

⑥ステキな人生の創り方

 

前回、舛岡美寿子さんの講演 について書きましたが・・・

美寿子さんはそのなかで、

「身体は、食べたもので創られる。

人生は、考えたことで創られる」

ということを、おっしゃっていました。


これは「本当にそうだなー」と、いつも私が思っていることです。

 

人は、1日の内でも何万回も、「自分の心と対話」しています。

何かを見た時、出会ったとき、

「これ好きだなー」とか「いやだなー」とか、

「あーダメだ」とか「どうしょう」とか「もう少し頑張ろうー」とか・・・

思わず、心の中で呟いている「独り言」って、ありませんか?


コーチングでは、その「独り言」を「セルフトーク」と言って、

「セルフトークを変えよう!」という、ワークがあります。


まず、

自分が日々つぶやいている言葉に、ちょっと注意を向けて、

「俯瞰する視点」をもって、見つめてみる。

例えば・・・もし、思わず、

「できなかった、私はダメだ・・」ってつぶやいていたら、

それを「できたところもある、大丈夫!」って言葉に変えてみる。


「私には、無理。失敗したら怖いし・・・」ってつぶやいていたら、

「怖いけど、ちょっとやってみよう」に変えてみる。


変え方としては、自分がちっちゃく、暗く、

俯いてしまう感じの言葉を使ってたら、

それを、自分が広がる感じの、明るい、

前向きになれそうな言葉に変えること。

 

ここで大事なのは、まず、「自分の独り言」を観察して、

どんな言葉をつぶやいてるかな…と気づくことです。


自分が「考えていること」は、この「独り言」からできています。

「考え」をより良きものに変えるには、

この「独り言」に気づいて、それを変えていくことが大事かな・・・

と私は思っています。


ステキな未来、人生を創っていくには・・・

「考え方」をより良きものにすること。

それには、まず「自分が呟いている言葉」に気を付けること、

です。


そして、私はこれを実践して・・・

いい感じに、人生を進めるようになったかな…と思う。

 

最後に、私のお気に入りの言葉を紹介。

(何かの映画のセリフでしたが、なんだったか忘れましたf^_^;)


「毎日、洋服を選ぶのと同じように

『考え方を選ぶ』ということを覚えたほうがいい。
それこそが、君が自分で養える力だ」


私も・・・毎日、「考え方を選んでいきたい」と思っています。


  ⑦あなたはどっちのタイプ?

いろんな人と対話をしていて…感じたこと。

人って、大きく分けて、2つのタイプの人がいるな…と。


何か、「こうしたい」「こうしてほしい」という、気持ち、希望がある時・・・


Aタイプ:周りの人に気を使いすぎ(?)るタイプで、

     迷惑をかけるのが嫌だ、気を使うのが嫌だ、文句を言われるのが嫌だ、

     って考えて、⇒それなら、我慢しよう、というタイプ。


Bタイプ:気を遣ったり、迷惑をかけることもあるかもしれないし、

     人の評価も気にかかることもあるんだけど、

     ⇒それでも、行動しよう、というタイプ。


Bタイプのいいところは、勇気をもって自分の意思を伝えたり、行動した結果、

迷惑をかけたかもしれない人、または応援してくれた人に、

「ありがとう」と、感謝できる機会を得ることが出来るということ。


Aタイプの人は、我慢したから、人に迷惑をかけずに済んだかもしれないけど、

「ありがとう」と感謝できるチャンスも、少なくなる。

自分で「我慢すること」を選んだにも関わらず、

後に、感謝よりも、愚痴が残りやすい。

そして、被害者意識が強くなっちゃうと、人にも、「我慢」を求めがち・・・。


すごく、大まかすぎるタイプ分けで・・・

私自身も、時として、Aだったり、Bだったりするけれど。

今回、いろんな人に会って、いろんな会話をしていて・・・

なんだか勇気を貰ったり、楽しかったのは、Bタイプの人とのお話し。


Bタイプの「自分の意思を通して行動する」時には、

もちろん、周りの人への思いやりは忘れちゃあいけないんだけど、


時として、非難とか受けることはあっても、

私は・・・Bタイプで、行動していく人になりたいな、って思いました。